毎年7月の祇園祭では、京都市の四条通を中心に鉾や山が並びます。Aokiビルのある立売中之町の西隣の町内は、長刀鉾が建つ長刀鉾町。 そして、祇園祭りの当日には、Aokiビルの向かいの野村証券前で、くじ改めが行われます。Aokiビルから撮影した祇園祭のスナップショットをご紹介します

「くじあらため」
昔は山鉾巡航の先陣争いが絶えなかったため、
あらかじめくじで順番をきめるようになりました。
長刀鉾はくじなしで先頭を務め、
現在ではその他の山鉾は、京都市役所で抽選を行います。
くじ改めでは、京都市長がくじを確認します。
「長刀鉾」
山鉾巡航の先頭を務める鉾。昔はお稚児さんが全ての鉾に乗っていましたが、現在ではお稚児さんいるのは長刀鉾のみです。
「鮎釣山」
神功皇后の説話に基づく山。
「鶏鉾」
重要文化財に指定されている見送は,16世紀のベルギー製毛綴。『イリアス』の一場面で,トロイアの王子ヘクトールが妻子と別れる場面を描いたものだそうです。
「放火鉾」
鉾の中では一番最後に登場する。稚児人形の舞が見物です。

祇園祭は日本三大祭りの一つ。ただ眺めるだけでも十分楽しめる祇園祭ですが、
ちょっと視点を変えるだけでお祭りがもっと楽しめます。

大きな鉾を真っすぐ動かすには多くの人が関わっています。車輪に水をかけたり、木の棒で方向を修正したり。独特の操縦方法があります。
屋根にも4人が綱を持ってバランスを取っています。
鶏鉾の見送りは重要文化財。
「蟷螂山」
こちらの山の主役はカマキリ。実はこのカマキリは動くんです。